2014年1月4日土曜日

Planetary Annihilation、BF4より重かったの巻

Kickstarterにエントリーされたときには不覚にも気がつかず、SteamでBeta売りされてから気づいて、ずーっと試したいと思っていたものの、45USDという強気の価格設定で二の足を踏んでいたPlanetary Annihilation(Early Access)をホリデーセールでとうとう購入しました(40.19USDでした)。

記念すべき2014年初購入ゲーとして、Beta支援も兼ねた正月御祝儀買いです。

考えてみると、今回のホリデーセール、10USDオーバーの買い物ってコレだけでした。Borderlands2のGOTYエディションがSteamにあったら買ったのですが、米Amaにはあるのになあという。

ちなみに、Annihilationは全滅とか絶滅とか壊滅とか、そーいう意味らしいです。つまり、惑星全滅ゲー。

Total Annihilationシリーズをリスペクトした作品らしいのですが、この場合に注目すべきはAnnihilation(全滅)ではなく、Planetary(惑星)のほうです。

通常のRTSだとマップは四角でどこかにマップの端があるワケですが、このゲームのマップは惑星全周囲360度を再現しているので端などありません。





ユニットを自分の拠点から東に直進させて行くと、西から自分の拠点に戻ります。地球(惑星)は丸かったというヤツです。

ちなみに、今はわかりやすいように惑星と書きましたが、惑星を再現というよりも、太陽系(宇宙)を再現というのが正しいです。

このヘン、いくら書いても伝わらないと思うので、以下、ショートムービーを作りましたので、ぜひご覧ください。



このようにマウスホイールでシームレスに、地上から宇宙まで視点が変更できます(ザンネンながら、ウチの環境だと激重ですけども……)。

以下、公式のチュートリアルムービーもいちおうご紹介(こんなにスイスイ、マップジェネレートされないですけども)。



今まで、フィクション、ノンフィクションと古今東西の様々な時代のRTSが制作されてきました。

でも、ここのところどうも、グラフィックはリアルなったけれども、あまり変わり映えしない……という傾向にあったと思います(まあ、RTSに限らないですけども)。

しかし、Planetary Annihilationは久しぶりの革新的なRTSといいますか、チャレンジングな作品といいますが、間違いなくPCゲームプレイヤーなら試すべき1本だと思います。

ただし、Betaだということ以外にも万人にオススメできないことが判明。

ウチのPC(Win7 64bit、i7 860 2.8GHz、メモリ8GB、Radeon HD 48706950)、Battlefield4(Beta)も解像度を落とせばそこそこ遊べたのですが、そのPCでPlanetary Annihilationをプレイしたところ、処理落ちでマップスクロールも満足にできないという、まさかの事態に。

2014/01/06 8:28 修正
ここのところずっと勘違いしてました。たぶん4870はいっこ前に使っていたビデオカードだった気がします。

ユニットや建築物など簡略化されたモデルですし、推奨環境も特に高くなかったので、そこまで重いゲームとは予想していなかったのですが、よくよく考えてみるに、Betaで最適化されていない部分があるにしろ、惑星全周囲に地形と複数の建築物とユニットを表示させてリアルタイムに動かすだけでも、かなーり重い作業なんだろうなあ、と。

換装しよう換装しようと先延ばしにしてきたビデオカードがそろそろ限界なんだろうなあと思いつつも、なんとかプレイすべく設定を探っていくと、グラフィックと解像度を最低にして、フルスクリーン表示、BGMオフにするのがいちばん軽いかなあと。

全部LOW、OFFにして、RESOLUTION SCALINGをいちばん左にすると最低品質、最低解像度になる。
MUSICもOFFに。
低解像度にすると、かなりモヤモヤな画面になるがわからないことはない。
コマンダーロボット(?)1体からスタートするのはAnnihilationシリーズを踏襲。
1ユニット、1ユニットの耐久力は低めで、大部隊のぶつかり合いで雌雄を決するというバランスか
(言いきれるほどプレイできていない)。

上の画像のようにモヤモヤの低解像度にすればだいぶ軽くなるのですが、それでも、シンドイなあ、と。

ゲームは(こんな状態なので、ちょっとさわっただけですが)いまどきのRTSにしてはシンプルなカンジ。資源があれば車両、ロボット、航空機、艦船を製造できる建物を即建てられて、展開が早そう。

SHIFT押しながら指定すれば建築予約できるし、CTRL+ナンバーキーで生産施設やユニット登録もできるし、ひととおりRTSの必要な機能は実装されていてシステムもクセがないカンジで好印象。

難しくて何すればいーかわからないとか、内政が大変でユニット生産、戦闘までなかなかいかないとかそういう心配はなさそう……というよりも、処理落ちなしでフツーにプレイできればスゴイ楽しそうなので、早急にPCをなんとかせねばと思う次第です(今の今まで、Titanfalリリースタイミングの3月にPC新調すればいいやっと思っていたのですが)。

ということで、人を選ぶというよりはマシン(PC)を選ぶという本作、パワフルなPCをお持ちの方にはぜひプレイしてみてほしい1作です。

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